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キャリパーのオーバーホールをしました。
アルテッツァも色々なところが経年劣化してきているのでこういった類の作業も増えてきましたね。
左が洗ったあとですがまだ乾かしていないので濡れていますがピストンの状態でわかりますね。
この後新品のシールやブーツをグリスを塗って組み付けします。
ブーツの組み付けがちょっとだけコツが必要だと思います。
オーバーホールした後はエアが抜け切っていないことがあるのでくどいぐらいに念入りにやっておきます。。。が、それでも作業したときに抜けてくれないこともあるので困ります。
特にリヤキャリパーにサイドブレーキの機構が組み込まれている時に多いので内部の構造の中に引っ掛かって残ってしまうのでしょうね。
・・・という事がわかっているので吸い込み、押し出し両方のエア抜き作業を繰り返しやっていますが抜けていないときは改めてエア抜きさせてください。
RPS13のパワーFCセッティング依頼で入庫した車ですが調子が悪いということで色々確認していきます。
まずはイグナイターとエアフロの配線がギボシ端子が使ってあったので半田付けしました。
A/F計を取り付けるボスを溶接しようとフロントパイプ周辺を見ると・・・
アウトレットパイプの戻りパイプの溶接?部分から排気漏れを発見。
溶接もしっかり付いていなかったので切り離してメクラの板を切りました。
それを溶接します。
これで排気漏れはなくなるでしょう。
A/F計を取り付けしてパワーFC本体と接続・・・と言うところで配線が切れているのを発見。
またまた半田付けしました。
A/Fが見れるようになってパソコンとも接続し、アイドリング調整をしているとやはり何かおかしい。
点火時期も合わせてアイドリングの空燃比を10~11にしないとうまくアイドリングしてくれません。
しかもインジェクター容量から考えると設定数値がかなり薄くなっているはずの数値です。
センサーは特におかしな電圧ではないので機械的におかしいと思い、まずはコンプレッションチェック。
異常なし。
これは・・・バルタイ?
ということでヘッドカバーを開けると・・・スライドスプロケットが付いています。
東名さんのスプロケットですので取り付け位置を問い合わせしてみないといけなくなりましたがおそらくずれているように思えます。
ここから先は次回のお楽しみです。
CP9Aのブローオフバルブを付け替えました。
今まではHKSでしたがトラストに変更。
HKSの土台を切り、トラストの土台を溶接しますが既に穴は開いていて取り付く位置は変更できませんので少し制約を受けてしまいます。
実際の作業では付けることよりも今までの溶接を外す方が大変で、古い溶接が残っているときれいに付いてくれないので気を使って削りました。
取ってしまえば普通に付ければ良いですね。
この車はDジェトロになっていますので大気開放でも大丈夫です。
ブローオフの作業が終わったらまた4AGの続きです。
ヘッドの加工も終わり、洗浄しました。
ピストンを仮組みしてトップ部分の容積を実測しますがまた次回のお楽しみです。
以前に取り付けしてあったPバルブですがどうやら立てて付けているとエアがたまってしまいうまく作動してくれないようなので取り付け方向を変更して移設しました。
これでエアがたまることはないと思いますのできちんと作動してくれるでしょう。
このお預かりと同時に当店の点検パックも依頼されましたので一通り点検し、最後に圧縮圧力を点検。
コンプレッションはエンジンの状態を知る上で重要な項目です。
距離が進んである程度落ちていても全ての気筒で揃っていれば調子は悪くないはずですが、あまりに落ちている状態ではチューニングしてもいい結果は得られないだけでなくエンジンブローの危険性もありますのでたまには確認すると良いですね。
2011年の作業が本格始動しました。
クラッチとリビルトタービンの作業ですがミッションを降ろすときにミッションマウントのボルトが不自然な外れ方をして、おや?と思うと、エンジンミッションの位置が妙に後ろに来ました。
かなり無理に前方に押してミッションマウントのボルトを付けていたようでボルトを外したら15mmぐらいボルト穴とずれました。
しかもミッションを降ろすのにもボディとかなり干渉して強引に降ろさないといけないという状態でした。
???もしやこれは・・・と思い、エンジンマウントを見ると、予想通り左右逆に付いていました。(画像は取り忘れました)
シルビアのエンジンマウントは取り付けボルトが微妙にオフセットしているので逆に付けると位置が合わなくなります。
原因が発覚したので左右入れ替えておきます。
これで載せるときは通常通り乗せることができるでしょう。
やや苦労してしまったのでミッションを載せるところまでいけませんでした。。。
とりあえず外したクラッチは・・
最近では珍しい?ダンパーなしのメタルディスクでした。
少し斜めに減っていますね。ディスクが反っている(曲がっている)でしょう。
そして忘れないうちにボルト穴を修正。
タップを立てて修正してボルトは1本ひどくつぶれていたのでストックから探し3本修正。
これで明日載せればOKですね。