FA20
86のエンジンオーバーホール作業です。
初期の車両で10万キロを超えている人もぼちぼち見受けられるようになってきましたね。
直噴インジェクターのシールは飛んでいません。
初期モデルでは時々このシールが飛ぶ事がありましたが今ではほぼ無くなりました。
チェーンカバーを外す作業はかなり気を使う作業です。
チェーンを外してカムプーリーを取り外すと・・・
ある意味初期モデルの定番?IN側プーリーのメクラ蓋のカシメが外れていました。
こうなっても一応動いているようなのですが、追従性は悪化するのでINカムのVVT動作レスポンスは遅れてしまいエンジン出力にも影響します。
ここは交換する必要がありますね。
エンジン内部は10万キロ超えにしてはきれいな状態でした。
コンロッドメタルは他の部分より消耗が進んでいる様子でした。
このエンジンの一番弱い部分はやっぱりここなんでしょうね。エンジンブロー原因もコンロッド破損がらみが多い気がします。
こういうことを見るとこのエンジンはオイル管理が非常に重要だと感じます。